自分の葬儀を自分で演出した祖父

葬儀の事で思い出すのは、去年に亡くなった祖父のことです。
祖父は自分の中で「こんな風に見送ってほしい」というイメージがあったらしく、亡くなる前に父達に「後の事は全部決めてあるから、後は任せた」と言ったそうです。
その言葉通り祖父の死後に業者に電話を入れてみると、祖父が入る棺から祭壇に供える花など、ほとんどすべての事柄が予約されていたそうで、なんとその代金まできっちり全額支払われていました。
結局父達がしたのは弔問客の相手と受付ぐらいで、全部が終わった後で「親の葬儀ってこんなに余裕のあるものなんだろうか」と父が驚いた顔をしていたのを覚えています。
でも近頃では、父も自分でいろんなことを決めたいと言い出すようになりました。
実際に説明会が開かれている会場に足を運んで、棺桶に寝転がったりしてきたそうです。
身内からすると「まだ元気なのに」と思うのですが、本人はとても真剣です。
一時期人生を悔いなく終えるための終活という言葉がはやりましたが、自分の死後に行われる葬儀の手配をするのもそのうちの一つなのかもしれないと、思うようになりました。

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2018/3/7 更新